2019年11月7日より、全5回+取材付きの「Webライター育成講座」がスタートしました。今回は、沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon」さんとの共催にて開催しております。
満員御礼の参加者20名にてスタート!今講座のカリキュラムは、以下のような内容となっています。
【1週目】11月7日(木)
「Web記事の構成を知る、Webライティングの基礎知識」
【2週目】11月14日(木)
「写真撮影の基礎知識を学ぶ!撮影のトレーニング & アプリで写真加工」
【3週目】11月21日(木)
「ライブ取材!現場体験してインタビュー力を身につけよう」
【4週目】11月28日(木)
「人に伝わる文章を書こう!文章力の基礎を身につける」
【5週目】11/29〜12/11の間
「実際に取材へ行こう!1チームで1箇所を巡る」
【6週目】12月12日(木)
「ワークショップ形式!実際にWeb記事を制作しよう」
講座の詳細は、下記ページをご覧ください。
【満員御礼】沖縄で開催!Webメディアで執筆しよう「初心者向けWebライター育成講座」2019年版(お仕事紹介付き)
第4回目を開催!テーマは「文章術の基礎編」です
とうとうやって来ました。ライターとして執筆するならば、最も大切な「文章術の基礎知識」。2時間で説明するのは、正直至難のワザです。そこで初心者や新人ライター向けにコンパクトにまとめて、素早く打率を上げる方法を解説しました。
「読者が共感を抱くような感想を入れる」
「読者が必要とする情報を圧縮する」
言葉ではどうとでも伝えられますが、文章を書く段階になると脱落者が出る模様。理解して実行に移すのは、なかなか難しいようです。
深く思考する人や経験者だけに通じる説明は、初心者や新人ライターさんだと曖昧な理解にとどまることが多く、行動を起こしやすく噛み砕いた説明であったり、文章の違いを認識できるよう工夫する必要があります。
最初は「意識しながら文章を書くこと」に尽きますが、いくつも注視しながら執筆するのは、慣れないと難しいものですよね。
そこで、直球ストレートで「ズバリここに注意しましょう!」と例文を交えてお伝えしたところ、ボリュームが膨らみすぎて、2時間ギリまでトークさせてもらいました。
文章のねじれ、言葉の重複、同じ語尾を連発しない、接続詞を多用しない…と、まだまだ!いろいろと!!例文を引用しながら説明しました。
新人ライターさんがよくやる間違いとして、以前、こんなブログを書いたので良かったら参考にしてください。
文章の癖を見直そう。初心者や新人ライターの原稿に散見される文章の癖とは!?
文字揺れであれば、「検索(Command + F)」の機能を使えば、容易に発見できます。Web上の校正ツール、Wordの校正機能(赤いラインが引かれる)でも簡単な誤字・脱字であれば探し出せます。
しかし、残念ながら精度は高くありません。有料の校正ルーツですと、株式会社ウェブライダーが開発した文章作成アドバイスツール「文賢」がお勧めです。
ライターとして働くならば、「記者ハンドブック」は必須だとお伝えしてます。
漢字をひらがなに開く、ひらがなを漢字にするなど、細かい校正ルールの基準を「記者ハンドブック」に定めている新聞社やWebメディアもあり、利用率が高いと言われる書籍です。そして何よりも新発見があり、普通に読み物として面白いんです。
どうすれば、文章の良し悪しを意識しながら書けるようになるのか。自分が書いている文章が人に伝わる文章になっているのか、最初は判断がつかないと思います。
そこで、まずは感覚で構いません。自分の中に「良い文章と悪い文章」の参考となる例文を持つことから始めてみてください。
比較できる土台があると、判断しやすくなるからです。何が、どこが伝わりづらいのか。悪い文章(=意味不明な文章)から原因を探れば、反面教師のように「注意すべき点」を把握する。それをまとめておくと、自分用メモが完成します。
「いい文章、好きな文章」に出会ったら、それを疑似体験しましょう。例えばこの先、執筆するテーマやメディアが決まっているなら、それに沿った「いい文章、好きな文章」を見つけておくと、目指すべき目標が見えてきて行動しやすいと思います。
こんな文章を書きたい!と思えた好きな作家さんの本を《写経する》のも、語彙力や表現力のレパートリーを増やすために有効と言われてます。
そう。これが《疑似体験》というものです。
今回の「Webライター育成講座」は動き出すキッカケに過ぎず、何も行動しなければ、文章を書く練習をしなければ、文章力が上達することはありません。
本を読むこと、ブログやSNSで文章を書くことは当たり前の行為と捉えていただき、それを「やらされてる感」ではなく「楽しく取り組める方法」を見つけて歩んでいくと良さそうです。
ライターとして仕事を受注する、ということは「文章を書き続けること」を意味します。ブログやSNSでさえ、文章を書くのを億劫がる方ですと、そもそも「文章を書くことが好きか、嫌いか」といった前提から考え直す必要が出てきます。
なぜなら、好きなことは誰に何を言われなくても勝手に始めてしまうものだから。
「素質やセンスは、後からついてくる」
文章を書くのか好きではなくても「文章を書くのが得意」とか、目の前にライターという働き方や仕事があったからとか、ライターとして執筆する理由は人それぞれに違います。
自分の未来像を意識して、目指したいゴールを持っていると、この先に何をすればいいのか判断がつくため、行動しやすくなります。漠然と…!よりは、ほんの少しだけ高めに目標を設定しておくとハードルを超えやすく、その達成感が自信に繋がっていきます。
文章を書くことを習慣化させるには、ほんの少しだけ頑張ればできることを目標にする。最初は低いハードルでも段階的に積み上げていけば、半年後、1年後には、何もしてない方と比較して遥か先を歩いているからです。
・飽きずに続けられることを目標にする
・達成できたら自分にご褒美をあげる
工夫次第、考え方次第で継続力は身につきます。
1年後、自分の未来が、どう変貌を遂げているか。想像したら少しわくわくしませんか。その「わくわく」を、現在の自分が作り上げていくのです。気づけば、自己啓発的な話になってましたね。
/#オキグリ
本日は文章講座!
\「読みにくい文章」
書いてしまっていませんか…?□漢字、ひらかな、カタカナのバランスが悪い
□一文節が長い
□音読のリズムが悪い
□改行がない・文字が詰まりすぎ
□堅い文章・専門用語が多いじゃあ、読みやすい文章を書くためには?…というお話を! pic.twitter.com/TdGHHtDzGm
— なかそね ことみ / Als Lab (@sonecco) November 28, 2019
子供の頃から馴染みのある日本語。
それをプロとして使いこなすか。自分の身近な課題に活用するのか。大切な人たちとの対話を楽しむための表現力として活用するのか。
たったひとつ言葉を変えるだけでニュアンスも伝わり方も変わります。ならば、丁寧な言葉選びをして、家族や知人、会社の同僚や後輩(上司も…?)、ライターであれば、読者の皆さんを「幸せにする言葉」をできるだけ使ってみてください。
とはいえ、「誇張」や「大袈裟な表現」、そして「フェイク情報」を入れないことが大、大、大前提であることは忘れないでください。読者の皆さんは賢いですから、すぐに嘘を見抜かれます。
事実だけを、あるがままに伝える。嘘のない言葉で伝えることが大切です。
■2020年版は、3月24日からスタート
【2020年版】沖縄で開催!Webメディアで執筆しよう「初心者向け/Webライター育成講座」(お仕事紹介付き)
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お仕事のご相談
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沖縄のライター・編集者「OKINAWA GRIT(略して、オキグリ)」では、お仕事のご相談や依頼を受付中です。Webと紙媒体を問わず、記事制作やSNS運用など、主にはWebメディアの運用やコンテンツ制作のサポートを行っております。
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(講座運営スタッフ:久貝将太、なかそねことみ)
(イラスト制作/なかそねことみ)